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口頭

ブートストラップ法を利用したPHITSにおける系統的不確かさの評価

橋本 慎太郎; 佐藤 達彦

no journal, , 

様々な放射線の挙動を模擬できる粒子輸送計算コードPHITSは、加速器施設の遮蔽計算等で広く利用されている。我々は、計算結果の信頼性を系統的不確かさとして評価するための機能を開発しており、不確かさの分布が正規分布となることを仮定する分散分析に基づいた評価方法を提案した。一方、核反応モデルの不定性を起源とする系統的不確かさは、モデルの不定性が偏った分布をもつ可能性がある。そこで、本研究では統計学的手法であるブートストラップ法を適用し、信頼性を表す指標となる95%信頼区間を推定した。ブートストラップ法は限られた個数の計算結果から重複を許してリサンプリングすることで、仮想的な多数の結果を用意し各種の統計量を推定する。本手法を非正規分布の結果を示す中性子の遮蔽計算に適用したところ、正規分布を仮定した信頼区間よりブートストラップ法により求めた区間の方が適切に評価された。しかし、リサンプリングの基となった遮蔽計算の結果と比べると、ブートストラップ法の結果は幅が狭くなる傾向を示した。

口頭

情報量規準に基づくモデル選択の不確かさ; 燃料被覆管のLOCA時急冷破断確率評価モデルに関するケーススタディ

成川 隆文; 宇田川 豊

no journal, , 

燃料被覆管の冷却材喪失事故(LOCA)時急冷破断限界をその不確かさを含めて定量評価するため、われわれはLOCA模擬急冷破断試験結果に対するベイズ統計モデリングにより、急冷破断確率評価モデルを開発してきた。同モデル開発では、情報量規準WAIC及びWBICを用いたモデル選択を実施し、複数の候補モデルの中から予測性能及びデータへの適合の観点で最適なモデルを選択した。データから計算する統計量である情報量規準に基づくモデル選択は不確かさを伴うが、その不確かさは評価されていない。そこで、ブートストラップ法を用いた数値実験を実施し、情報量規準に基づくモデル選択の不確かさを評価した。1000通りのブートストラップ標本のそれぞれについて情報量規準を計算しモデル選択を実施した結果、われわれが開発した急冷破断確率評価モデルが最適モデルとなる割合が最も高く、不確かさを考慮してもなお、同モデルが最適モデルと考えられた。

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